たまきペットクリニック|船橋市・市川市の動物病院

船橋市・市川市の動物病院です。女性獣医師が診察を行い、飼い主と動物に寄り添った医療を提供いたします。

特発性てんかんのワンちゃんと一緒に旅行するときに気をつけたい3つのポイント

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夏休み、愛犬との旅行を計画される方も多いと思います。

先日、飼い主様から「特発性てんかんの治療中ですが、一緒に旅行に行けますか?」とご相談を受けました。この点については毎年頂くご質問ですので、お話ししたいと思います。

結論からお伝えすると、発作が安定していれば旅行は可能です。ただし、普段と違う環境へ行くからこそ注意して欲しいポイントがあります。

特発性てんかんとは?

脳に目立った異常がないタイプのてんかんで、お薬で発作を抑える治療を行います。
コントロールがうまくいけば、健康なワンちゃんとほぼ変わらない日常を送ることができます。


しかし、旅行先での環境の変化によって思わぬ発作が起こる可能性もあるため、以下の3点に注意しましょう。

1. お薬は「いつも通り」の
時間・回数で飲む

「数日くらい飲ませなくても大丈夫」は禁物です。抗てんかん薬は毎日決まった時間に飲むことで、血液中の薬の濃度を一定に保っています。1回でも休むと薬の濃度が下がり、大きな発作を引き起こす危険があります。旅行中も必ず普段通り投薬しましょう。

2. 水場やノーリードなど
「危険な場所」を避ける

海や川などの水場: 遊んでいる最中に発作が起きると、浅い場所でも溺れる危険があります。

目の届かない場所: キャンプ場の草むらなどで発作が起きると、滑落やケガに繋がります。出先では必ずリードをつけ、常に目の届く場所で過ごさせましょう。

3. 旅先の動物病院を
事前にリストアップする

発作が長引くなど緊急時に備え、滞在先近くの動物病院や夜間救急の場所・診療時間を調べておきましょう。普段飲んでいるお薬の名前がわかるものを持参すると、旅先での受診もスムーズです。

まとめ

特発性てんかんのワンちゃんでも、発作が安定していれば旅行を楽しむことは十分可能です。

そのためには、

✅お薬を普段通りに飲むこと

✅危険な場所を避けること

✅緊急時に備えて事前に準備すること

この3つがとても大切です。

環境の変化は少なからず体に負担がかかります。旅行を計画された際は、ぜひ事前にかかりつけの動物病院へご相談ください。

万が一の際の発作止め(座薬、スプレータイプなど)のお渡しや、安全な旅行のアドバイスがもらえると思います。


※本記事は一般的な情報提供です。愛犬の旅行の可否や持参薬については、必ず事前に診察時にご相談ください。


たまきペットクリニック

神経科担当
獣医師 大内 詠子

2026年08月07日 10:18
たまきペットクリニック

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第一種動物取扱業登録番号
第24-2-1号
動物取扱責任者 室賀 環
登録の年月日 令和6年5月24日
有効期間の末日 令和11年5月23日