たまきペットクリニック|船橋市・市川市の動物病院

船橋市・市川市の動物病院です。女性獣医師が診察を行い、飼い主と動物に寄り添った医療を提供いたします。

2026年4月の記事:ブログページ

🐾おうちでできる!内服薬(飲み薬)の上手なあげ方🐾

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こんにちは。愛玩動物看護師 片野です🌼
 

今回は、診察でもよくご相談をいただく「お薬の飲ませ方(投薬)」についてお話しします。


「全然飲んでくれません…」
「毎回格闘になってしまってつらいです」

実は、同じお悩みを持つ飼い主さまはとても多いんです。


お薬は治療を続けるうえでとても大切なもの。
できるだけ動物にも飼い主さんにもストレスが少ない方法を見つけていきましょう🐶🐱


🥄粉薬

粉薬はフードに混ぜやすい反面、

・においで気づく
・食事そのものを嫌いになる

こともあります。


【おすすめ方法】

・少量のウェットフードに混ぜる
・水やシロップで溶いてシリンジで与える

※食事全部に混ぜると、食べなかった場合に薬が摂れなくなるので注意です。


🍯シロップ(液体)のお薬

液体のお薬は飲ませやすいイメージがありますが、味が苦いと泡を吹いたり嫌がる子もいます。


【与え方】

・口の横(犬歯の後ろあたり)からゆっくり入れる
・一気に流し込まない

ゆっくり少量ずつがコツです。


💊錠剤のお薬

錠剤はもっとも一般的なお薬です。

【投薬のコツ】

・好きなおやつやフードに包む
・投薬用おやつを使う
・口の奥に入れて軽く口を閉じ、のどをさする


ポイントは
👉 「気づかれないうちに終わる」こと

ただし、苦味が強い薬は噛んでしまうと嫌がる原因になるため注意が必要です。


そしてとても大切なのが、「きちんと飲み込んだかを必ず確認すること」です。

実は、わんちゃん・ねこちゃんの中には口の中(ほっぺの奥や舌の下)にお薬を隠して、あとで別の場所でペッと吐き出してしまう子も少なくありません。


投薬後は、

・ごくんと飲み込む動きを確認する
・少量のお水やフードを続けてあげる
・しばらく様子を見る

などを意識して、しっかり飲めているかチェックしてあげましょう🐾


🐱片野の実体験:カプセルを使った投薬方法

実は、私の家にも20歳になる心臓病の猫がいます。


錠剤のお薬とサプリメントを併用しているのですが、もともとはそれぞれ別々に飲ませていました。

ところが…

・薬の苦味が強い
・よだれが出る
・投薬のたびに逃げる

と、猫にかなりストレスをかけてしまっていました。


そこで試したのが、すべてを1つの空カプセルにまとめる方法です。
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すると、

✔ 苦味を感じない
✔ 投薬回数が減る
✔ 短時間で終わる
✔ 猫のストレスが大きく減った

と、驚くほどスムーズに飲めるようになりました。


「薬を飲ませる時間」がお互いに嫌な時間ではなくなったのは、とても大きな変化でした。

※カプセル使用は薬の種類によって可否があるため、必ず病院へご相談ください。


🌿投薬でいちばん大切なこと

完璧に飲ませることよりも大切なのは、「続けられる方法」を見つけることです。


動物も飼い主さんも無理をしすぎず、その子に合った方法を一緒に探していきましょう。

困ったときは、遠慮なく私たちスタッフにご相談くださいね🐾


🌸片野コラム

私事ではありますが、今月いっぱいでたまきペットクリニックを退職することになりました。


理由のひとつとして、心臓病と向き合いながら頑張ってくれている自宅の愛猫と、これからはもう少しゆっくり時間を過ごしたいという思いがあります。


日々の診療の中で、たくさんの動物たちと飼い主さまに出会い、学ばせていただいた時間は私にとってかけがえのない宝物です。


これまで関わってくださった皆さま、本当にありがとうございました。

これからも、皆さまと大切なご家族である動物たちが穏やかで幸せな毎日を過ごせますよう心から願っています🐱💕

2026年04月07日 10:00

てんかんを持ったワンちゃんの狂犬病予防接種について

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4月に入り、そろそろ市区町村から狂犬病予防接種のお知らせが届いている頃だと思います。

先日、「うちの子はてんかんがあって毎日お薬を飲んでいるのですが、狂犬病の予防接種は受けないといけないのでしょうか」 というご相談をいただきました。

同じように不安を感じている飼い主さんもいらっしゃると思いますので、今回はそのことについてお話しします。


※狂犬病がどんな病気なのか、なぜ接種が必要なのかについては、3月に掲載した愛玩動物看護師 片野のブログもぜひご覧ください。

🐾 てんかんがあっても、基本的には接種が必要です

てんかん発作をお薬でコントロールしているワンちゃんでも、 狂犬病予防接種は法律で義務付けられているため、基本的には接種が必要になります。

ただし、ワンちゃんの体調によっては、接種を見合わせたり、猶予が検討される場合もあります。

🩺 こんな場合は接種を控えたり、猶予を検討します

1. 一時的に体調がすぐれない場合

・元気や食欲がない

・下痢・嘔吐がある

・最近てんかん発作が増えている

・発作が長引いている
体調が落ち着いてから接種を考えます。

2. 高齢や持病のため、普段から体調が安定しない場合

→ 診察のうえ、狂犬病予防注射実施猶予証明書の発行を検討します。

3. 過去に狂犬病予防接種でワクチンアレルギーを起こしたことがある場合

→ ワクチンのメーカーを変えるなど、できる限りの工夫をします。  
それでも難しい場合は、狂犬病予防注射実施猶予証明書の発行を検討します。

🐕‍🦺 ワクチンでてんかん発作が悪化するのか?

ここからは、私自身のこれまでの経験からのお話です。

これまで多くのワンちゃんに狂犬病予防接種をしてきましたが、 それが原因でてんかん発作が増えたり、発作が長引いたりしたケースは経験していません。

また、いろいろな病院で働いてきましたが、 他の獣医師からも「狂犬病予防接種でワクチンアレルギーが出た」という話はほとんど聞いたことがありません(もちろん絶対ではありませんが)。

こうした経験から、 普段の生活が安定しているてんかん持ちのワンちゃんであれば、狂犬病予防接種は受けておいた方が安心だと考えています。

🐾 ご不安なことがあれば、いつでもご相談ください

てんかんのあるワンちゃんの予防接種は、どうしても心配がつきものです。
少しでも気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

 

たまきペットクリニック 神経科担当 大内 詠子

2026年04月01日 17:35
たまきペットクリニック

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第一種動物取扱業登録番号
第24-2-1号
動物取扱責任者 室賀 環
登録の年月日 令和6年5月24日
有効期間の末日 令和11年5月23日